太鼓を奏でて四季を操る

目の前に置かれた3つの太鼓を楽譜通りに叩くと障子や和傘に投影される映像や周囲の提灯が変化します。

芝浦祭のテーマ「和」にそって春夏秋冬で映像を制作。プロジェクションマッピングにも挑戦した作品です。

プロジェクションマッピング

映像はAdobe After Effectsで制作。

春は桜が散り、夏は花火が上がり、秋はお月見、冬は白鳥、というような四季を感じられる映像を、障子や和傘の形にマッチするように制作しました。

 

タタコンの改造

太鼓には「太鼓の達人wii」のコントローラーである「タタコン」を使用しています。タタコンは内部に圧力センサーを搭載しており、圧力が加わる(叩く)ことで,各センサーを流れる電気の電圧が変動する仕組みです。したがって、基盤の所定部分に電線を繋げ、電圧をマイコンで計測することにより、Wii以外のシステムへの応用が可能となります。
この作品では、取得した電圧データをArduino・Processingなどのソフトウェアで処理することで、提灯の点灯や映像の切り替えを行っています。
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